ナイトドクターの話
こんにちは、パンダです。
岸くん
ナイトドクターお疲れ様でした!
(ギャン泣き)
4月初旬に撮影現場での目撃情報が出始め、これはいつもの信憑性クソみたいな情報垢の情報とは訳が違う……って岸担がソワソワしながら過ごして3週間経った27日。
ナイトドクターキャスト一覧に岸くんがいるではないか!!
しかも良い位置に名前書いてある!!
朝から岸担が騒ぎ倒し、トレンド占領し、他担からめちゃくちゃ労われ(「岸担さん」がトレンド入るほど)、あんなに騒がしかったTLは久々に見ましたね。
他G担の友達からも盛り上がり方エグすぎwって連絡来ました。笑
その後は表紙祭りだったり番宣出まくってたり、公開された予告動画で泣いてる岸くんを見てまたソワソワしたり、VS魂に敵チームとして参加してる岸くんを見たり、ドラマの力すごっ!!って思いながら放送開始日を本当に楽しみに待っていました。
6月21日
ネプリーグにて動物系の問題に全問正解してる絶好調な岸くんを見届けたまま第1話放送開始
えぇ〜最初から深澤先生視点なの〜嬉しい〜って思いながら呑気に見てたら
いきなり内科医深澤先生ぶっこまれたが??
内科医あがりだとは知ってたから回想シーンか何かで見れたらいいなぁとか思ってたのに!ありがてぇ!
そんなこんなで深澤先生が何かするたびにワーキャー騒ぎ倒してたら1時間半経ってたわけですが、1話目から深澤先生回でいいんすか?!ってなったよな!!
流石に主役メインにした方が良かったのでは……なんて1話放送直後には思ったりしたんですけど、最終話まで見たらなるほどなぁ、と。
ナイトドクターって宣伝当初から「青春群像劇」「5人全員にフューチャーする」って言ってきてただけあって、普通の医療ドラマの「医者が医者である部分をメインに、重くならないように少しだけおちゃらけた日常パートを撮る」っていうのじゃなくて「1人のありふれた人間として生きる医者」ってのを大事に撮ってるな〜と感じて。
救急医への情熱が人一倍強い朝倉
スキルの鬼の成瀬
女医としての成功を熱望する高岡
誰よりも立派な医者になることを目標とする桜庭
理由はどうあれ医者への熱量がそれなりにある4人に対して、医者に対するプライドや思い入れがなく、怖いものは怖いし無理なものは無理と言い切る一般人(医者ではない人)寄りの感性を持つ深澤を1話で主役にしたのは「医者は超人ではない」ということを伝えたかったのかな、と。
まあそんな役目を担ってたので深澤先生イライラするとか言われてたんですけど。笑
9話でも深澤先生のそういうムーブが見えるんですよね。
ここに来るまでに1人で処置出来るようになったりとか医者としての成長が見えてきて、視聴者にも
「深澤先生立派になって……泣」
的な謎の母性が生まれてきた頃に心美ちゃんの臓器提供のお話。
実際のお医者さんが臓器提供に対して思っている感情は人それぞれだと思うし分からんけど、少なくとも医療ドラマ内の医者が絶対に言わない言葉のオンパレードね。
我々が生み出した固定概念である「医者としてのあるべき姿」レベルを5、6話使って上げてきたにも関わらずそれを全部無しにする勢い。
医療ドラマでよ?!いくら大切な妹が絡んでるからって真っ向からズケズケとあんなによく言えるな?!
まあ、そんな医療ドラマの常識を余裕でぶっ壊す(言い方)のが深澤先生っていう役なのかなって思ったりもしたんですけど。
いくら医者とはいえ、朝倉先生のように彼氏置いて患者さんのところに駆け出してしまう医者ばかりじゃないんですよね。一人の人間だからやっぱり家族のことは大事だし、身内を1番に考えることも当たり前にするわけで。
あー深澤先生どこまでも人間として生きてる医者だなぁと思って見てました。
こうして、人間的にも医者的にも成長した深澤先生を見て迎えた最終話
まず言いたい。
最終話見た後に1話見直して?
泣けるよ?
一人で現場に行って、ギャラリーからやいのやいの言われる深澤先生が写ったじゃないですか。(てかあんなに周りに人いる状態で処置すんの?危ないから即避難させるのでは?)
おいおい深澤先生最終話でもポンコツのままなん?先週は節電隊長だったけども?なんて思ってたわけですよ。(これでも岸担)
ナイトドクターの解散理由がわかり、他の出来る皆様の処置シーンを見た後に写ったのが未だにギャラリーに文句言われながらも色々頑張ってる深澤先生(医療知識がないので書き方申し訳ない。笑)
脈弱ってきてヒェー...ってなった時に神すぎるタイミングで成瀬先生から電話がかかってくる。
ここからの演技めっちゃ良かったよね。
切断決意したところからの深澤無双モード半端なかった。
1話では朝倉、成瀬、高岡が処置しているのを「切断まじですんの?」みたいな顔で突っ立って見ているしかなかった深澤先生。(途中で家族への電話係にさせられるし。それすらも深夜だから繋がんないとか言って諦めたし。)
そんな彼がですよ。
災害現場で一人で切断準備してるんですよ。
もう10週間もポンコツっぷりを見てきたこちら的には成長に泣くしかなくね?!
いざ...って時にまたギャラリーからチャチャが入る。
一回ギャラリーの方見る
↓
手元に全集中
↓
何かを決意したかのように目を瞑る
↓
「静かにしてください!」
この流れよすぎかよ...
「自分は生きたくても生きられなかった人達を沢山見てきました」
このセリフもいいですよね。
1話で「人がバンバン死んでいくのを平気な顔して見ているのが耐えられない」みたいなこと言って辞めようとしていた深澤先生が、救急医を続けてきた中で沢山の死を見てきたからこそ出た言葉というか。
あー、医者としてもちゃんと成長してるわ...となった。
「彼に生きていてほしいと思うなら黙っていてください!」
ここの目線の配り方が個人的には大拍手でした。あんま覚えてない人見返してくれ...
で、ここで注目してほしいのが「切断開始します」の前の決意決めた時の顔と、切断し終わった患者さんをストレッチャーで運んでる時の顔つきの違いなんですけど、本当に「面構えが違う」というか。(例を挙げるなら24時間テレビ前と後ぐらいの顔つきの差。伝われ。)
こうやって深澤先生は成長していくんだなぁとしみじみ思いましたよ。
そしてお馴染みの屋上で語り合うシーン。
このドラマ、結構(病院 or 寮の)屋上で大事な話が進みがちですよね。(個人的には数年前の爽やかな月9が思い起こされて好きでしたが。笑)
最初あんなにバラバラだった5人が、冗談とか言い合いながら同じ方向を見つめ、同じ朝日を並んで見ている構図がめちゃくちゃ綺麗でしたね。
最後の未来パート
深澤先生がエレベーターでスタッフステーションに向かうシーン、これも1話と対比して見ていただきたいんですけど、足取りといい挨拶の元気度といい何もかも違うのよ。
何も怖いものないのよ。
で、深澤先生と根岸先生の対話場面があるんですけど、ここも激エモだった...
なんか最後にして、刑事ドラマかっ?!てぐらい怒涛の伏線回収を行ってたのでまた1話と比較してほしいんですけど、まだ内科医だった深澤先生が過労死寸前の根岸先生を見て「救命じゃなくて良かった……」とか言ってたり、根岸先生は深澤先生のことバカにしたりとかしてたじゃないですか。
そんな関係性だったのに
「俺もナイトドクター目指すことにしたから。待ってろよ」
なんてセリフが根岸先生から出てくるとは思わんじゃん!泣
五人の頑張りが組織的な他病院だけじゃなく、身近な人の生き方や考え方へも影響を与えたのすごく良くないですか...(語彙力の低下)
と、まあざっくり(にしては文量が多い)振り返りをしたんですけど、改めて岸くんデビュー後初の映像演技仕事が月9のメインどころだったのは本当に良かったな〜!!って思ってます。
事務所のゴリ推しとかじゃなくてプロデューサーさんのオファーだし、ドリボも観てくださったみたいだし、岸くんの演技知ってくださってるな……と。
深澤先生って超端的に言うと「最初はやる気がなかったものの最後はしっかりしだす医者」っていうまあありがちな設定じゃないですか。その中でもどこかオリジナル要素である「岸味」を感じたというか。
あー岸くんの演技だなぁって思うところが沢山ありましたね。
最初こそ滑舌悪いとか色々言われとりましたが、ナイトドクターは放送順に撮ってる作品ではないとの事なので、あのナヨナヨしい自信ない感じの喋り方も全部演技だったのか〜おそろしい〜となりました。オタクの負けだよ。
最終話まで見てくれた非オタの皆様にはそこがしっかり伝わってて良かったな、と本気で思ってます。
「いつかジャニーズが誰もいない現場で芝居をしたい」
と雑誌で語っていた岸くんの夢が一つ叶って嬉しいな、と思うと同時に、またいつか役に生きている岸くんが見れる日を楽しみにしておこうと思います。
素敵なドラマをありがとう!